第17回ナデシコプログラムレポート(2023.05.27)

~”海”から考える日本の文化~

皆さまこんにちは!2023 Miss SAKE 鳥取 都田亜衣莉です。

先日行われました、第17回ナデシコプログラムについてご報告させていただきます。

今回はなんと!神奈川県三浦市の三崎マリンに集合です!

(神奈川 山田琴子さんと岐阜 高田蘭子さん)

事前情報では、ヨットに乗る、魚を捌く、BBQをするとお聞きしており、ヨットで酔わないか・・・、魚が捌けるか・・・と始まる前からソワソワなファイナリスト達。

早速、セーリング組と魚を捌く組とに分かれ、プログラムスタートです!

【アジの3枚おろしに挑戦!】

中学校の家庭科の授業以来のアジの3枚おろし・・・。

不安でしかありませんでしたが、ゆうき先生の丁寧なご指導のもと、意外と簡単にすんなりとおろすことが出来ました!

なめろうにするということで、さらに皮も剥ぎ、小骨の処理の仕方までご指導いただきました。基本的に魚の捌き方はどれも同じだそうで、今回学んだアジの3枚おろしも他の魚に代用可能と教えていただきましたので、これを機に魚を捌く練習をしてみようと思います。Miss SAKEとしていかなる要望にも対応できる武器を一つ身につけられるように。

(ご指導いただいたゆうき先生を囲んで)

【いざ!相模湾へ!】

続きまして、Miss SAKEの前代表理事でいらっしゃいます愛葉様が所有されているヨットにて、相模湾へ出航!

緑豊かな景色を抜けると、広がる大海原!海の上から富士山や伊豆半島、大島を眺めることができ、非日常的な体験をさせていただきました。

愛葉様になぜ今回こういったプログラムをご用意いただいたのか、理由を伺ってみたところ「本当は寿司に係わるプログラムをしたかったのだけど講師の方との都合が合わず、でもみんなには日本人として魚を捌いたり、生魚を食べる文化に触れて欲しくて、そしたらこの形になった」とおっしゃっており、一見セーリングして美味しいお料理を食べながら大好きな仲間と語らうご褒美プログラムに見えた今回のナデシコプログラムにもきちんと意図が。愛葉様との会話から、「寿司」や「刺身」が立派な日本文化であること、私たち日本人の食文化の中であまりにも当たり前過ぎて、忘れてしまっていたなと感じ、海の上から「海に囲まれた島国日本」について、そしてそういった国土から生み出された日本文化について考えさせられ、日本人として魚は捌けるようになっておこう!と思ったのでした。

この日はお天気も良く、海上では心地よいそよ風が私たちを包み込んでくれ、五感で地球を感じ癒やされる、そんな時間でもありました。

(神奈川 山田琴子さんと埼玉 松崎美稀さんとアーシング中)

【Miss SAKE 大BBQ!】

そして、本日のプログラムの締めくくりはBBQ!事務局長の中村様が食材から器具からご用意してくださっていたので、ファイナリスト達で食べれるように準備をし、第2陣セーリング組が戻ってきたと同時にスタートです

(暑い中率先して焼き場に立ってくれたみんなありがとう!

今回の日本酒ラインナップはこちらでした。)

ナデシコプログラムも残すところあと3回。ファイナリストのみんなも残りわずかであることを意識していて、ほぼ毎週末会っていたのに急に会わなくなると考えると今から寂しい!と話していました。

共通の好きな物を通してこれだけ集中して様々なことを学び、感じ、共有し、みんなで一緒に「日本酒を通して日本文化を発信する」という目的に向かって切磋琢磨していく。私はナデシコプログラムに参加し、大人になってからこういった仲間が出来ることの楽しさと心強さを感じ、毎回毎回それぞれ色の違うファイナリストのみんなから刺激をいただいています。本当にこの世界に飛び込んで良かったなと、こういった環境を用意してくださった全ての皆さまと、私と出会ってくれたファイナリストのみんなに心の底から感謝が溢れ、ファイナリストだけでなく普段ゆっくりお話をすることのできない愛葉様や中村様、森田様とのコミュニケーションも楽しませていただいた非常に豊かな時間でした。

この感謝の気持ちを体現できるよう、最終選考会までの日々を大切に過ごしたいと思います。

第17回ナデシコプログラムにご尽力をいただきました愛葉様、キャプテン、ゆうき様、中村様、森田様、本当にありがとうございました。

2023 Miss SAKE 鳥取

都田 亜衣莉