皆さま、こんにちは。2023 Miss SAKE 鳥取の都田亜衣莉です。

先日、以下の通り第14回ナデシコプログラムが行われましたので、ご報告させていただきます。

●国民の義務:「税理士による租税教室」

uc&i 税理士事務所 代表 税理士 小池 俊 様

●最終選考会向け講義・プレゼン

一般社団法人Miss SAKE ファウンダー 愛葉様・中村事務局長

Program 1 : 国民の義務「税理士による租税教室」

uc&i 税理士事務所の代表で税理士でいらっしゃる 小池様による講義。私たちが払っている税金は、普段何に使われているんだろうか？そもそも税金とは何に対してかかっていて、私たちはいくら払っているのか、わかっているようでよくわかっていない「税金」について、理解を深めました。

まず、私の中で税理士の方や税務署に対してネガティブなイメージがあったのですが、小池様の講義から、税理士の方は私たち一般人の納税義務をきちんと遂行できるようにクライアントに寄り添いながら税務の代理や相談等にのってくださるのがお仕事で、税務署は申告したものをチェックする機関であると伺い、日本国民としての義務を守るお手伝いをしてくださる方々・機関であるのだと一気に見方が変わりました。

また、税金の成り立ちを弥生時代から時代の背景と共に見てみると税金の必要性を感じ、税金の納め方も江戸時代に全国統一がなされ、それと共に貨幣も全国で統一されたため貨幣で納められるようになったと伺い、日本史から「税制度」を学ぶとこんなにもおもしろいのか！とワクワクしながら講義を聞いておりました。「源泉徴収制度」が日本発祥の税制度で、アメリカが真似をして世界に広まったという事実には驚きました。

小池様の講義の中で最も考えさせられたのが「公平性」についてです。「平等は必ずしも公平ではない」「立場が変われば公平の感じ方も変わる」というお言葉に非常に納得し、より「公平」を感じられるようにたくさんの種類の税金が用意されており、そのキーワードとなるのが「垂直的・水平的」観点というのにも納得でした。「公平」も個人の主観が強く働くものだと私的には考えていましたが、「何を持って公平とするのか」一定の基準を作るための「垂直的・水平的」観点というのは自分にとって新しく、今後生きていくうえでこの観点を持ちながら物事を見ると見え方が変わってくるように感じました。

「税金の集め方」をテーマにしたディスカッションでは、他のファイナリストの子から私の中には無かった発想が出てきて、とても面白かったです。コミュニケーションから相手の考えを知り学ぶ、そして共にブラッシュアップしていくことの楽しさを感じた時間でした。

小池様の講義から、税金がいかに私たちの身近に存在しており、そして一人ひとりが税金について正しい知識を持つことで、よりよい社会に還元できるように感じ、先入観で毛嫌いすることなく、税について正しく学んでみようと思いました。

小池様、この度は貴重な講義と学びの機会をありがとうございました。

●最終選考会向け講義・プレゼン

一般社団法人Miss SAKE ファウンダー 愛葉さんと中村事務局長による講義。当日まで具体的な講義内容が明かされていなかったためファイナリスト一同そわそわしておりましたが、自分自身の深い部分と向き合うきっかけをいただいたお時間でした。

愛葉さんからの問いにあった「Miss SAKEをどう自分に生かすのか？」「私がMiss SAKEとして提供できる価値は？」「自分にとっての幸せとは？」という部分に関して、目の前の課題をこなすことで精一杯になり、評価に囚われ評価されることに対してどう振舞えばよいかという思考に偏っていた自分がいたことに気が付き、ここの問いに対して自分の揺るぎない答えがあれば、自ずと行動に結びつき、それが自分自身をブランドとして売っていくことに繋がると感じましたので、最終選考会までにしっかりと向き合い、自分なりの答えを出して磨いていきたいと思います。また、私が愛葉さんのお話の中で最も印象に残ったお言葉が「自分だけのためにやっていると必然的に人の幸せが出てくる」というお言葉です。私自身、性格上自分のことを後回しにして周りの人の幸せを叶えるお手伝いをし、気づいたら自分自身が本当の意味では満たされていない状態であると感じる経験が何度かあり、自分も満たしながら他人の幸せを実現するためにはどうしたら良いのか模索していたところでいただいたこのお言葉。ここでもまた、自分自身の幸せについて改めてとことん向き合ってみようと思い、第１回ナデシコプログラムで中村さんにご講義いただいた「人生のカルテ」に改めて時間をとって真剣に取り組んでみようと思います。

愛葉さん、お忙しい中私たちのためにお時間割いていただきありがとうございました。

中村さん、いつも丁寧にサポートいただき大変心強いです。ありがとうございます。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

以上、第14回ナデシコプログラムレポートでした。

2023 Miss SAKE 鳥取

都田 亜衣莉