世界からも認められる魅力的な人間を目指して
皆さま、こんにちは。2023 Miss SAKE 鳥取 都田亜衣莉です。
2023年4月9日(日)に第八回ナデシコプログラムが行われました。
今回の会場は東京都渋谷区代官山にあります「グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社」様のセミナールームにて、グローバルな感覚を養うべく「パーソナル・グローバリゼーション / 右脳型英語学習法」 という内容で講義をしていただきました。
講義をしてくださったのは、Get BackerS代表 布留川勝様。2000年にグローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社を設立され、2020年に代表取締役を退任、現在は別荘プロジェクトのThink G株式会社とグローバルに活躍できる人材育成を目的とした講演やワークショップ、コーチング等を行っているGet BackerSの代表を務めていらっしゃいます。
本日は2023 Miss SAKE ナデシコプログラム特別1Day講義として、普段布留川様が上場企業の上層部やリーダー向けに行っていらっしゃる講義を受講させていただきました!
布留川様での講義での学びは、以下の通りです。
1.Why do I need to be a global person? – なぜ私はグローバルな人材になる必要があるのか? –
布留川様は「強い日本を取り戻す」ためには、パーソナル・グローバリゼーション(個のグローバル化)が必要であると考えていらっしゃり、布留川様の言うパーソナル・グローバリゼーションとは「主体的(自分の意志・判断に基づいて行動すること)・自律的(自分を律する、自分で決める)」であることを指していらっしゃいます。
講義の中で、この10年余りで世界中で起こったこと(東日本大震災やコロナウイルス、ウクライナ戦争etc…)を改めて見返してみると、私たちは今、いつ何が起こるか分からない激動の時代を生きていて、それらによるテクノロジーの劇的な発達がデジタライゼーション(デジタル化)を推し進め、国や地域といった物理的な垣根を超え、政治・文化・経済などが世界規模で拡大していくグローバリゼーションが急速に発展していることを実感しました。客観的に見てみると、これだけ世界が変化をしていく中で、一切変化をしないことがどれだけ怖いことか、日本人が求めがちな「安定」を求めるにしても、時代に合わせた安定を求めて自身を変えていかなければ、逆に不安定な生活が待っているな・・・と。そんな激動の時代だからこそ、世界からも評価されている日本人の国民性「タフさ」「真面目さ」「最後まで言われたことをきちんとやる実直さ」に加え、「どこでも誰とでも協働できる人間性」と「人生100年時代(老後は80歳から)を生き抜く自身のサスティナビリティ(持続可能性)」を主体的にそして自律的に高めていく必要性を強く感じました。
そして、特にMiss SAKEの活動において、この考え方は必須だなと。「日本酒」という日本が誇る伝統文化を日本の武器にするのも、一般的なアルコール飲料にしてしまうのも私たちアンバサダーの意識と行動次第。きちんと「日本が誇る伝統文化」ということを伝えるためには、私たちMiss SAKEがどう振る舞い、どう取り組むべきか、主体的に自律的に考え、行動に移していきたいと思います。
2.What are the abilities of attractive people in Japan and around the world? -日本でも世界でも魅力的な人はどんな能力を持っている? –
この題材の中では
・グローバル人材とは、「ついて行きたいと思わせるリーダーシップ」と「一緒に働きたいと思わせる共感性」を持っている人である。
・この時代で生き残っていくためには、5つの要素が必要。
この5つは日々の生活の中で訓練可。
1.ビジョナリーシンキング(枠に囚われないひらめきやビジョン・アイディアを持つ)
2.セルフエンパワーメント(自分自身に内在するパワーを自ら引き出す)
3.ダイバーシティ(多様な価値観を持った人々との協働を楽しむ)
4.コミュニケーション(状況に応じて様々なコミュニケーションスキルを使い分ける)
5.グローバルイングリッシュ(世界中の人々と意思疎通できる英語力)
・代わりがきかない「希少性のある人材」を目指す
というお話がありました。
3.How can I learn the five elements? – どうやったら5つの要素を身につけられるのか?-
では、どうやって激動の時代を生き抜くために必要な5つの要素を身につけるのか?
私が得た学びは以下の通りです。
【ビジョナリーシンキング】
・右脳(ビジョナリー)と左脳(シンキング)の両方を使う。右脳でひらめき、左脳で考え抜いて、再び右脳で俯瞰する。
→脳は使わないと退化していき、シナプス同士が繋がらなくなる
【セルフエンパワーメント】
・人は1日に4万回自分に語りかけている。行動は潜在意識によってコントロールされるので、ポジティブな言葉を言い続ける
・グローバルエリートは常に自分を強くするために学び続けており、そのサラリー(お給料)が見合う自分を自身で作り上げる。
・グローバルな人材になるためにはAssertiveな(アサーティブ:自信のある、積極的な)状態を意識し、チームのため、貢献の意識をもって自分の考えや意見を素直に表現する。
【ダイバーシティ】
・多様性を楽しみながら新しい力を生み出すためには、「違いは違いであって間違いではない」という視点を持ち、その人たちから学べることは何かにフォーカスする。
→自分の意見と違うことがでてきたときは、その人がそう言っている背景を理解しようとする、背景をリスペクトする。まずは自分が相手のことを認める。自分が相手を認めることで、相手も自分を認めてくれるようになる。
・人には「動機」「欲求」の違いがある(DiSC)。この傾向を知っていると、交渉時などにアプローチの仕方を変えられる。
・美しい真珠が貝殻の内側に形成されるように、強烈な違和感を感じるほど偉大なる人物を作るもとになる。
【コミュニケーション】
・様々なコミュニケーションスキルを学び、実践を繰り返す。
【グローバルイングリッシュ】
※後の福田様の講義にて
これらに加え、本日の講義でも「Purpose of life(人生の目的)」を持つことの大切さと、トップで活躍している人は「この仕事を通して何かに貢献したい」という想いを持ちながら仕事に取り組んでいらっしゃるということを何度も何度も受け取りました。
人生の目的が分かっていれば確固たる自分を確立でき、発信し続けることで周りを巻き込む力や影響力がついてくる。第1回ナデシコプログラムで向き合った自分の人生の目的。毎回講義内容は違いますが、そこに関するメッセージを受け取るたびにハッとするのは、日々の中での意識が足りていないのだと反省・・・。日々の生活の中でちょっと意識する時間をつくるだけで、自分の選択も行動も見えてくる世界も変わってくると思うので、意識的に「人生の目的」「Miss SAKEに参加する目的」「Miss SAKEを通してどういった貢献を自分はしていきたいのか」ということを見つめ直す時間をつくり、布留川様より講義いただいた魅力的な人になるための5つの要素を実践しながら伸ばしていきたいと思います。
もう一つ、布留川様のお言葉で強く残っているのが、「あなたの能力は昨年の自分と比べてどうですか?」という質問。この言葉を聞いて、「あれ?私去年と比べて成長した能力があるかな?」と危機感を感じました。Miss SAKEに応募し環境としては変わっている、だけど自分の内面においてここ成長したなというところがあるだろうか・・・こういった気づきを得るために、自分に問いかける言葉を大切にしなければいけない、そして成長したい、変わりたいのであれば成長を促す言葉がけをしていく必要があることを強く実感いたしました。
最後に布留川様が「この講義の時間を通して、私も頑張ろう!とかこうなりたい!とか、純粋に講義を受けて良かった!と思ってもらえたら嬉しいし、自分もやり甲斐を感じる」とおっしゃっていたのが、とても印象的でした。私もこの活動を通して、誰かの何かの起爆剤になることを目指して・・・!
布留川様、本日は貴重な講義をありがとうございました!質疑応答の時間では、一つ一つの質問に丁寧にご回答いただき、より深い学びを得ることができました。
常に成長している自分を作るべく学び続けるために、布留川様のnoteなどを今後も継続的に拝見したいと思います。
続きまして、グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社様の現代表取締役を務めていらっしゃる福田聡子様より、グローバル人材になるために必須な英語学習法を講義いただきました。
英語は世界共通語!海外の人と触れ合うために英語は必須!と頭で分かっていても、必要性に駆られることが無くなんだかんだで後回しにしてきてしまった英語学習。Miss SAKEの活動には必須のため、いよいよ目の前に乗り越えるべき壁として立ちはだかりました。笑
福田様の講義でもまた、英語を学ぶ目的を明確にすること、そして英語を使ってなりたい自分のイメージを強く持つということをおっしゃっていらっしゃいました。その上で、英語を身につけるためにはとにかく続けることが大切なので、自分が楽しく学べる学習方法を見つける、自分の身近に英語を置いておき1日の中で最低1時間、可能であれば2時間以上は英語に触れる時間を作る、そして何度も何度も繰り返す。英語は初速は遅いけれど、続けていれば必ず「聞き取れる!話せる!書ける!」という日がやってくる。日本人は間違えてはいけない教育を受けているのできちんとした英語を使わなければ、という思いが先に来てしまうが、外国人との会話の大半は中学3年生レベルの文法、単語しか使っておらず、それらは義務教育の中で学んできてるはずなので出来る自分を信じて取り組み続けてください、とのことでした。
今回いただきました資料に英語学習において戦略を練るページがありましたのでこちらを活用させていただくべく、本日の志気高まった状態で自分との約束を記録してみました。
2023 Miss SAKE Japan 最終選考会まで3ヶ月弱。あのときやっておけば・・・という後悔を残さないよう、自分らしさを保ちながらも律するところは律し、目的に生きる日々を過ごしたいと思います。
福田様、本日は講義いただきありがとうございました。とにかく楽しく続けられる方法を自分なりに探し、継続していきたいと思います。
最後に余談ではありますが、グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社様のオフィスには屋上テラスがあり、休憩中に息抜きしたり、お昼をこちらでいただいたりしました♪おしゃれで開放的かつ植物もたくさんあるので、まさに都会のオアシス!とても素敵な社屋でした。改めまして、グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社の皆さま、本日はお邪魔しました。ありがとうございました!
以上、2023 Miss SAKE 鳥取 都田亜衣莉が受講した第八回ナデシコプログラムレポートでした。
※各種リンク
グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社様 HP
人材育成研修・セミナーならグローバル・エデュケーション (globaledu-j.com)
GetBackerS HP
布留川勝様 note