伝統の継承と現代のテクノロジーを駆使した創造
皆さま、こんにちは。2023 Miss SAKE 鳥取の都田亜衣莉です。
2023年3月18日(土)に行われました第三回ナデシコプログラムについて、レポートさせていただきます。
第三回2023 Miss SAKEナデシコプログラムでは、以下のプログラムが行われました。
● 着付け講座 (民族衣装文化普及協会 様、2022 Miss SAKE準グランプリ 川上千晶 様)
● Miss SAKE Channel 特訓1・2(一般社団法人Miss SAKE 事務局長 中村信次郎 様)
まずは、着付け講座について。
本日は東京都中央区日本橋にあります、民族衣装文化協会様にて、4名の先生と2022 Miss SAKE 準グランプリの川上千晶様のご指導の下、人生初の振り袖自装体験をいたしました。
振り袖を着る前に先生から、「右手は振り袖を押さえる手、左手は道具を持つ手」「一つのことは終わってから次に取り組む」という、着物を自装するにあたっての基本的な心構えをご教示いただいた後、「鏡は見ない、当てにしない。見るのは確認しに行くときだけ。なぜなら、どこの会場も鏡が必ずあるわけではないから。」というお約束で着付けに取りかかりました。
(先生方と2022 Miss SAKE 準グランプリも川上様の挨拶で着付け講座スタート!)
取りかかってみると、こうも自分の右手と左手がうまく扱えないものかと絶望・・・。左手を意識すると右手の動きがおかしなことに、右手を意識すると左手がおかしなことに、終いには混乱しすぎて紐まで結べなくなる事態に・・・。周りのみんながどんどん着物を着て帯に取りかかる中、最後まで着物を着るのに悪戦苦闘。かなり焦りましたが、「分からないことをそのままにしない」と決めていたので、先生に色々と質問させていただき、ご指導いただきながらなんとか着物を着終えることができました。時間が足りず帯を巻くところまではできませんでしたが、本日学んだことは次回必ずできるよう、しっかり復習をし、帯まで完成させたいと思います。
本日も自装ができたファイナリスト達が、困っている他のファイナリストにアドバイスをしたりお手伝いをしていて、「自分だけができればいい」では無く、「みんなでできるように」という思いやりに溢れているファイナリスト達は本当に素敵だなと思いました。
(みんな真剣にもくもくと取り組んでいます。)
ご指導いただいた先生方、2022 Miss SAKE準グランプリ川上様、大変お世話になりありがとうございました。
続きまして、一般社団法人Miss SAKE事務局長 中村信次郎 様より、Miss SAKE Channel特訓講義をしていただきました。時代は動画と頭では分かっていましたが、細々とした作業が苦手で逃げ続けてきた動画編集・・・。いよいよ立ち向かう時がきたようです。
動画を作成するにあたっても、土台となる目的、オーディエンス・テーマの設定が大切。それを考えた上で台本を作成し撮影・編集にあたる。今回は講義中に1本の動画を作成しようということで取り組んでみたのですが、目的から台本作成までに時間がかかり、さらに撮影、編集すると5分の動画を作るのに約2時間が経過していました・・・。画面に向かって話をすることは仕事柄得意ですが、自分で編集するとなるとセンスも問われるので迷走迷走。YouTuberさん本当に尊敬します。
ただ、今回の講義で改めて「自分の好きなことを発信する楽しさ」を実感し、自分の色を前面に出せる動画コンテンツも悪くないと思いました。完璧主義な面があり、自分の納得のいくまで根詰めて取り組んで結局納得いかずにやめてしまう癖があるので、今日の講義のようにとりあえず一本作ってみる、その中でこだわる部分と抜く部分とのバランスをとりながら修正する、次はブラッシュアップしてもう少し納得度の高いものを作るということを繰り返し、とにかく継続するという力をつけたいと思います。
(中村様の講義スタート!) (動画を撮影したり編集中)
中村様、本日も貴重な講義とアドバイスをありがとうございました。
最後は、2022 Miss SAKE準グランプリ川上様への質問タイムをいただき、ご自身のMiss SAKEとしての経験を惜しみなくご教示頂きました。川上様のお話の中で、非常に印象的だったのが、「自分の弱みが強みになることもある」というお言葉。ナデシコプログラム中、自分と向き合って向き合って、他のファイナリスト達と比べて自分のできていないことに目を向けがちですが、実はその中に自分の強みとなる部分があったりする。川上さんの場合は、「マイペースが自分の弱みだと思っていたけれど、時間をかければできるようになるという強みに変わった。自分のペースを貫くことでいつか絶対に花開く時がくる」とお話をされていて、私自身も自分のマイペースさを気にしていたので、そういう考えもあるのか!とだいぶ救われました。また、事務局長中村様の「人は乗り越えられる試練しか与えられない」というお言葉にも励まされました。
(2022 Miss SAKE 準グランプリの川上様への質問タイム)
本日もたくさんの気づきと学びを得て、無事に第三回ナデシコプログラムを終えれたことを嬉しく思います。2022 Miss SAKE準グランプリの川上様は、いつ見ても所作と言葉使いが美しく、私も川上さんのようなMiss SAKEを目指したいと思いました。
川上様、本日は1日貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。
(2022 Miss SAKE 準グランプリの川上様と)